公益目的事業について
個別の事業の内容について
(1) 公益目的事業について(事業単位ごと)
事業番号 | 事業の内容 |
当該事業の事業比率 |
公1 |
日本の伝統芸能文化「浪曲」を保存・継承する事業 |
80.7% |
〔1〕事業の概要について(注1)
(1)趣旨(目的)・まとめた理由
日本の伝統芸能文化「浪曲」を保存・継承し、さらに普及拡大する事業を実施することにより、我が国伝統文化の発展に寄与することを目的とする。[以下、事業ア~オの趣旨・目的同じ] ア~オの事業は、事業目的が同じであるため一つにまとめた。
(2)事業
ア.自主公演(主催公演以外)
(目的)上記(1)プラス、若手人材育成の目的を持つ。
平成23年度例として
1.「上方演芸若手育成会」
事業の規模:芸能4団体より各2名、8名出演
場所:国立文楽劇場 大阪市中央区日本橋1-12-10
主催者:日本演芸家協会(4団体共催)
公益社団法人浪曲親友協会、関西演芸協会、関西芸能親和会、公益社団法人上方落語協会
対象者:出演者は、若手芸人(人材育成事業を兼ねている)、入場者は一般市民
開催頻度:毎年2月第3土曜日に実施
入場料:2,000円
・人材育成事業として当法人理事会にて出演者を人選する。
2.「浪曲錬声会」 大阪文化祭参加
事業の規模:浪曲師8名・曲師3名・オペレーター1名・ギター1名出演
場所:国立文楽劇場 大阪市中央区日本橋1-12-10
主催者:国立文楽劇場、協賛:公益社団法人浪曲親友協会
対象者:出演者は、若手浪曲師(人材育成事業を兼ねている)
入場者は一般市民
開催頻度:毎年5月第4土曜日に実施
入場料: 一般2,000円、学生1,400円、障害者の方 2割引
・人材育成事業として当法人理事会にて出演者を人選する。
・上記.1.2の自主公演は今後も継続見込み
・自主公演については、今後、法人として新しい企画にも前向きに検討していく。
○自主公演と主催公演の違い:
「主催公演」とは、当法人が公演の企画立案、脚本、マネジメント、人選、出演順、構成、会場の借り上げ、音響装置・舞台・演台・会場設営(最低15名必要)、緊急事態発生時の代役、公演パンフレット、チラシの作成配布等公演のすべてを当法人が全責任をもって実施する公演。
「自主公演」は、主催者側より要請があれ理事会に諮り、正会員より出演浪曲師・曲師を決定する。
・例えば、上方演芸若手育成会は、主催者:日本演芸家協会(芸能4団体共催)、会場設営には、国立文楽劇場のスタッフがあたり会場使用料は無償(劇場負担)。
・法人は出演者を人選し、所属正会員をマネジメントするが公演全体を企画するのではない。
イ.主催公演
平成23年度例として
1.「一心寺門前浪曲寄席」
・実施場所 大阪市天王寺区逢坂2-6-13 一心寺南会所
事業規模:
公演開催頻度 毎月第2週目の土曜日・日曜日・月曜日の3日間、年36回の主催公演を実施(平成6年7月~継続中)
出演者:浪曲師・曲師各4名(スタッフ15名)で3日間(特別企画・記念・正月、各公演月は日替わり出演)
入場者 (1日当たり)100人、延3,600人
対象者:一般(制限なし)
入場料金 大人2,000円 学生1,000円(平成23年3月公演で213回目)
2.「浪曲まつり」
・場所:大阪市港区築港1-13-3 築港高野山釈迦院にて実施、昭和30年より続いている。「浪曲夏祭り」である。
・事業規模:浪曲師・曲師各2名、及び正会員有志出演、当法人浪曲師が音頭(河内音頭・江州音頭)
・入場者 :近畿一円より約250人参加
・対象者 :一般浪曲愛好者(市民と浪曲師との交流の場)
・開催頻度:毎年8月30日
・浪曲師物故者を合祀する、当法人が建立した釈迦院境内「浪曲塔」にて供養のあと実施。
・入場料:無料
「浪曲塔」の歴史:
築港高野山釈迦院には、浪曲のルーツとして知られる「藤原澄憲(ちょうけん)碑」がありました。藤原時代、社会教化を目的として祭文(さいもん)・長歌連(現在の浪曲)を世に広めた、浪曲の元祖「少納言藤原澄憲碑(1126年~1203年)」を、大正6年 関西浪曲界の元締二代目広沢寅吉が建立。
しかし、戦災で破壊されたので、浪曲親友協会(当時任意団体)により昭和29年「浪曲塔」として再建・建立されました。
浪曲塔は、藤原澄憲を祖として明治初期これを大衆化して、京山恭安斎・中興の祖 桃中軒雲右衛門(1872-1916)、二世吉田奈良丸それを継承して浪曲界で活躍された浪曲師が合祀(ごうし)されています。
なぜ、この地(大阪港)に建立されたと申しますと、大阪港千舟橋に当時住んでいた広沢寅吉が自宅敷地に港湾労働者の憩いの場として、「築港廣澤館」を大正3年建設し、浪曲が大いに栄えた歴史があります。
「築港浪曲まつり」は、浪曲のルーツを伝えるものとして、法人正会員が総力を挙げて取り組んでいます。
よって、永年の歴史ある浪曲を後世に継承し、末永く保存していく必要があります。
昭和29年、任意団体浪曲親友協会所属、多数の浪曲師・曲師の寄付により建立されたのが「浪曲塔」です。浪曲師が合祀されていますので、全国から浪曲縁故者・ファンが集まり、毎年8月30日に供養し、浪曲師との交流を深め、浪曲公演を実施します。「浪曲塔」の土地は、築港高野山釈迦院の所有で、借地料は無償です。浪曲塔は、任意団体から社団法人、公益社団法人となった当法人が管理しています。
3.”初夢で「見たよ聞いたよ」浪花節”
・場所:大阪市立阿倍野区民センターにて実施。
・事業規模:入場者 350人 出演者 浪曲師・曲師 各8名(スタッフ15名)
・対象者:一般
・開催頻度:毎年1月3日または4日(1日)
・入場料: 2,500円 前売 2,000円
4.「みなと浪曲寄席」
・場所:大阪市港区海岸通1-5-29間口ビル4F多目的ホールにて実施(浪花節発祥の地)
・地域住民サービスとして、多くのボランテイアにより実施され、企画段階で地域住民のニーズを把握しそれを反映させている。
・事業規模:入場者1回 300名 浪曲師・曲師各3名(スタッフ15名)
・入場料 :1,000円
・対象者 :地元大阪市港区の自治会・老人会・婦人会
・開催頻度:平成23年3月より、春・夏・秋・冬の年4回
(主催公演における法人の役割)
・公演のマネジメント:企画立案・人選・出演順、事業の構成、会員の公演機会を提供。
・会場の借り上げ・音響装置・舞台・演台・会場の設定(15名の応援スタッフ)
・出演者(男性・女性浪曲師)のバランス
・緊急事態発生時の早期処理、例えば急病等で休演する事態時には、代役を立てる。
・チラシの作成、配布。
・お客様の声・要望を理事会・社員総会にて、公表し善処していく。
・協会ホームページを活用して事業活動等の公表・公開 http://www.rokyokushinyu.org/
・イ-1~4.は現在のところ定席である。
・上記、主催公演(定席)1~4.以外にも、今後、法人として新しい主催公演を企画・プロデュースし、運営していきたい。
○特定事業の財源(助成金の明細):次の浪曲寄席に個別の助成金があります。
1-1. 助成金対象活動名「一心寺門前浪曲寄席」
・平成23年度 文化芸術振興費補助金 トップレベルの舞台芸術創造事業
・交付元:独立行政法人日本芸術文化振興会
・分野 大衆芸能 ジャンル 浪曲
・総経費 11,908千円
・助成対象経費 4,392千円
助成金 2,400千円(平成24年度助成金額未定)
2.初夢で「見たよ、聞いたよ」浪花節
・平成23年度 文化芸術振興費補助金 トップレベルの舞台芸術創造事業
・交付元:独立行政法人日本芸術文化振興会
・分野 大衆芸能 ジャンル 浪曲
・総経費 1,490千円
・助成対象経費 405 千円
助成金 0 円 平成23年度 (平成24年度 200千円 見込)
・平成23年度共通目的基金の助成
・交付元:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)
・事業名:初夢で「見たよ、聞いたよ」浪花節
・総経費 1,385 千円
助成金 400 千円 (平成24年度 0円 廃止)
ウ.浪曲に対する調査研究及び後継者育成事業
<ウ-1.>浪曲に対する調査研究(平成23年度は東日本大震災復興支援活動、チャリティショー等に重
点を置いたため本活動はできなかった)
○ 調査、研究のテーマ「浪曲の歴史」
・浪曲の啓発・伝統芸能の継承のため、浪曲の歴史に関する調査を行う。調査結果は、当法人の公益目的事業である「浪曲に関する調査研究」事業に活用するとともにホームページ等で公表する。
・研究のテーマ「浪曲の歴史」は、平成22年度より5か年計画で実施中。
・立証資料は築港高野山釈迦院(戦災で消失しているが一部残っているので協力依頼)及び浪曲愛好家の方々にも依頼し収集している。
・立証資料が散らばっているのを協会に集める。
・収集された資料等は経緯を明らかにするため理事会で確認していく。
・浪曲に対する調査・研究のテーマ設定方法:今後も理事会に諮り有識者会員方の意見も取り入れ活動していく。
・浪曲の歴史を調査し、結果を公表することにより、不特定多数の方に浪曲に興味・関心を持って頂くことができるとともに、浪曲が「日本の伝統芸能」であることを知って頂くことができる。
〈ウ-2.後継者育成事業〉
・目的達成するために浪曲教室を開講する。
(対象)
1.プロ育成浪曲教室…受講の対象者はプロの浪曲師・曲師をめざす者とする。
・教室運営:理事会において、技芸に優れ、後継者育成を任せると認めた浪曲師(師匠)を選考し委嘱する。現在の委嘱者は、京山幸枝若会長・松浦四郎若副会長2名である。教室では自主公演及び主催公演の「上方演芸若手育成会」「浪曲錬声会」「一心寺門前浪曲寄席」での公演を目標(プロとして活動できるレベル)に技芸を修業させる。修業した成果を発表(公演)できる場も確保することにより(浪曲師・曲師)、それを楽しみに師匠・受講者(弟子)とも励んでいる。
・プロ浪曲師育成のため、質(技芸)の確保、レベルの維持等の観点から受講者を制限している。
(プロ育成浪曲教室と法人との関係・役割分担)
・浪曲師を志す人が、協会を訪ね音量・音声等を声調べ(法人理事が担当)→その方にあった師匠を紹介する。(原則)
・師匠を紹介した以上、法人は責任をもって対応する。
・法人が直接運営するプロ育成浪曲教室はない。
・師匠と弟子との師弟関係、浪曲技芸向上状況については、随時法人理事会において報告義務を課している。
・京山幸枝若会長、松浦四郎若副会長のブログでも、当該教室が当法人の主催である旨を明記済み。
(指導者(師匠)と法人との資金的関係)
・教室における資金(月謝:月1万円=指導料)は、平成23年3月まで浪曲教室の世話人(幹事)が管理していた(教室の収入となっていた、しかし、格安の月謝で、弟子が一人前となり公演のときは師匠が出演費用を負担しているのが現状、着物・演台の幕等、プロの浪曲師を育てるには師匠の支出の方が大となっている)が、平成23年4月1日より、指導料等収支は法人において管理することと改善した(指導料は法人の収入とし、教室運営のために必要な費用及び委嘱の対価としての謝金を指導者(師匠)に支払う)。
・世話人(幹事)は、師匠及び法人に対しては無償(ボランティア)
2. 趣味の浪曲教室…教室の主催者は師匠(正会員)であるが、教室世話人(幹事)にて会場準備・後片づけ、収支管理を行っている。
・世話人(持ち回り幹事)は、師匠に対しては無償(ボランティア)
(受講対象者)浪曲愛好家、受講者は一般に開かれている。
(関与の内容)趣味の浪曲教室開講に際し、法人理事会の承認を得るが、対価は発生していない。
(支援内容等)技芸を修得し師匠からの推薦を得て申請があったものに対し、「一心寺門前浪曲寄席」での公演について、理事会において承認することもある。それらの結果、本教室からプロとなった方も有り、将来の人材育成及び普及活動につながっている。(松浦四郎若副会長、京山倖若、五代目吉田奈良丸は趣味の浪曲教室出身)
・浪曲公演活動の状況の把握や、浪曲師への動機付け強化等のため、法人からこれらの教室に対し広報誌及び協会主催公演予定表を提供している。
3.「後継者育成事業」については、当法人が積極的に関与、協会主催とし、ホームページ・ブログ・チラシ等で募集、後継者育成に力を入れていきます。
エ.公的機関等が実施する事業に協力して浪曲の普及啓発を図る事業
・例として
1.大和郡山市社会福祉協議会(1年毎更新)
○事業の趣旨:
「日本の伝統芸能文化「浪曲」を保存・継承し、さらに普及拡大する事業を実施することにより、我が国伝統文化の発展に寄与することを目的とする」 よって、本事業も事業趣旨(目的)は同じである。
・定款と事業目的に位置づけ、公的機関より要請があれば、今後も積極的に協力していく。
オ.福祉施設への慰問等の奉仕事業
1.刑務所、少年刑務所、拘置所を訪問して浪曲公演する奉仕事業。
・浪曲は、義理人情・親子の情愛・艱難辛苦など日本人の原点を倫理観に裏打ちされた人間の生き様を謳い上げ、刑務所等で公演すれば心が感動し、更正・矯正に寄与すると考えます。
・関係行政庁の要請により訪問、刑務所長等から感謝状を多数頂いています。
・慰問公演の要請があれば、理事会に諮り決定。
2.特別養護老人施設、老人福祉センター、ハンセン病施設、病院、福祉施設等を訪問し浪曲公演。
・浪曲師2名、曲師1名、スタッフ数名全員無報酬、交通費実費のみ支給。
・日本の伝統芸能「浪曲」の鑑賞を通じ、一般社会から離れている方、高齢者・障害者の方が「浪曲」に触れ癒される機会を設ける、長年の会員による奉仕事業である。
・慰問公演の要請があれば、理事会に諮り決定。
(3)財源:ア~エ.会費・事業収益(入場料等)・助成金を財源とする。
オ.会費のみ
○ 東日本大震災復興支援活動:
・一心寺門前浪曲寄席において募金箱を設置、2回義援金寄附
・東日本大震災復興支援チャリティー公演:平成23年11月2日~4日、八戸・塩竃・小名浜現地訪問。
・平成24年2月22日 大阪市アベノ区民センターにてチャリティー公演実施 400,864円 NHKを通じ
中央共同募金会に寄附。
〔2〕事業の公益性について
定款(法人の事業又は目的)上の根拠 |
定款第4条第1項第1号~第5号 |
事業の種類(別表の号) |
(本事業が、左欄に記載した事業の種類に該当すると考える理由を記載してください。) |
02 |
本事業は、伝統芸能文化である「浪曲」の振興・継承を図る事業であって、普及発展することにより、我が国伝統文化の振興に寄与することから、「文化及び芸術の振興を目的とする事業」に該当すると考えます。 |
チェックポイント事業区分
(16) 自主公演 区分ごとのチェックポイント
2. 公益目的として設定された趣旨を実現できるよう、質の確保・向上の
努力が行われているか。 |
ア.自主公演
1-1.定款と事業目的に位置づけている。 |
(17) 主催公演 区分ごとのチェックポイント
2. 公益目的として設定された事業目的に沿った公演作品を適切に企画・選定するためのプロセスがあるか。(例:企画・選定の方針等の適切な手続が定められている/(地域住民サービスとして行われる場合)企画段階で地域住民のニーズの把握に努めている) |
イ.主催公演
1-1.定款と事業目的に位置づけている。 |
(17) 主催公演 区分ごとのチェックポイント
2. 公益目的として設定された事業目的に沿った公演作品を適切に企画・選定するためのプロセスがあるか。(例:企画・選定の方針等の適切な手続が定められている/(地域住民サービスとして行われる場合)企画段階で地域住民のニーズの把握に努めている)
3. 主催公演の実績(公演名、公演団体等)を公表しているか。 |
主催公演 イ-2.「浪曲まつり」
|
(17) 主催公演 区分ごとのチェックポイント
2. 公益目的として設定された事業目的に沿った公演作品を適切に企画・選定するためのプロセスがあるか。(例:企画・選定の方針等の適切な手続が定められている/(地域住民サービスとして行われる場合)企画段階で地域住民のニーズの把握に努めている) |
イ-3.”初夢で「見たよ聞いたよ」浪花節”
|
(17) 主催公演 区分ごとのチェックポイント
2. 公益目的として設定された事業目的に沿った公演作品を適切に企画・選定するためのプロセスがあるか。(例:企画・選定の方針等の適切な手続が定められている/(地域住民サービスとして行われる場合)企画段階で地域住民のニーズの把握に努めている)
3. 主催公演の実績(公演名、公演団体等)を公表しているか。 |
主催公演 イ-4.「みなと浪曲寄席」
|
(6) 調査、資料収集 区分ごとのチェックポイント
2. 当該調査、資料収集の名称や結果を公表していなかったり、内容についての外部からの問合せに答えないということはないか。
3. 当該調査、資料収集に専門家が適切に関与しているか。 |
ウ.浪曲に関する調査研究及び後継者育成事業
(平成23年度は東日本大震災復興支援活動、チャリティショー等に重点を置いたため本活動はできなかった)
3.調査、資料収集に理事が適切に関与する。
5.その他
|
(3) 講座、セミナー、育成 区分ごとのチェックポイント
1. 当該講座、セミナー、育成(以下「講座等」)が不特定多数の者の利益の増進に寄与することを主たる目的として位置付け、適当な方法で明らかにしているか。
2. 当該講座等を受講する機会が、一般に開かれているか。
3. 当該講座等及び専門的知識・技能等の確認行為(受講者が一定のレベルに達したかについて必要に応じて行う行為)に当たって、専門家が適切に関与しているか。
(注)専門的知識の普及を行うためのセミナー、シンポジウムの場合には、確認行為
4. 講師等に対して過大な報酬が支払われることになっていないか。 |
ウ-2.後継者育成事業
1-1.定款と事業目的に位置づけている。
|
(18) 上記の事業区分に該当しない場合 区分ごとのチェックポイント
2. 事業の合目的性(趣旨:事業の内容や手段が事業目的を実現するのに適切なものになっているかを確認する趣旨。) |
エ.公的機関等が実施する事業に協力して浪曲の普及啓発を図る事業
|
(18) 上記の事業区分に該当しない場合 区分ごとのチェックポイント
1. 事業目的(趣旨:不特定多数でない者の利益の増進への寄与を主たる目的に掲げていないかを確認する趣旨。)
2. 事業の合目的性(趣旨:事業の内容や手段が事業目的を実現するのに適切なものになっているかを確認する趣旨。)
ア 受益の機会の公開(例 受益の機会が、一般に開かれているか) |
オ.福祉施設への慰問等の奉仕事業
1.刑務所、少年刑務所、拘置所を訪問して浪曲公演する奉仕事業。 |